むし歯などで歯が大きく失われた場合は、土台(左画像黒い部分)を立て、その上にかぶせもの(中央・右画像青い部分)をします。
土台やかぶせものには様々な種類があります。
◾️土台の種類
当院で取り扱う土台は2種類あります。①メタルコア②ファイバーコアです。両方とも保険が適応されますが、ファイバーコアの方がやや高価になります。
①メタルコア(保険適応)
その名のとおり、金属で出来た土台(コア)になります。金属で出来ているため頑丈です。が、歯を被せた際にその色が透けて見えてしまったり、自分の歯より強度があるため歯が折れてしまう欠点があります。
利点:頑丈、安価
欠点:頑丈すぎて歯が折れる可能性が高い
②ファイバーポスト(保険適応)
ファイバーポストはグラスファイバーの芯と強化プラスチックで出来た歯の土台です。適度にたわむため、メタルコアに比べて歯が折れにくくなります。また白い素材で出来ているため、審美性が高く、かぶせものから透けず、歯茎に金属が露出することもありません。よって、より自然な歯と同様な仕上がりになります。
利点:メタルコアに比べて歯が折れにくい、審美性が良い
メタルフリーなので金属アレルギーの方にも使用できる
欠点:適応できる歯が限られる、メタルコアに比べてポストが折れやすい
当院では患者さんに最適なものを選択させていただきます。ご要望があればお申し付けください。